愛犬の肥満の原因が飼い主によるもの

愛犬の肥満原因が飼い主によるもの

愛犬に必要な1日のエネルギー量を知らない

一日に必要なエネルギー量は犬の犬種や骨格、年齢によっても違います。 毎日決まった分量の食事を与え、一週間での体重の増減を記録し、太らない量を把握しましょう。

手作り食にしているが内容が適当

よくあるのが肉の与えすぎです。犬は肉が大好きなので飼い主さんもついつい いっぱいあげてしまうことはありますが、肉には油も多く含まれているため少量でもカロリーオーバーになりがちです。手作りのご飯をあげるときは美味しさだけではなくカロリーのことも気を配ってあげてください。

食べたいだけ与えている

犬も人間と同じように食べた直後にお腹がいっぱいになるわけではありません。ある程度時間がたって満腹感がやってきます。食べたいだけ与えていると基本的に犬は早食いをしてしまう傾向にあるので必ず食べ過ぎになってしまいます。いつまでもお皿をペロペロしてると足りないのではないかと かわいそうに思うかもしれませんが、そこでドッグフードを継ぎ足したりすとカロリーオーバーになってしまいます。

食事は1日1回である

食事は同じ分量を1日1回よりも2回に分けた方が消化吸収効率が良くエネルギー消費もされやすくなるため分けることをお勧めします。 エネルギー消費されやすくなると皮下脂肪が溜まりにくくなります。

おやつを与えている量が決まっていない

おやつは食事の一部です。おやつを与えすぎてしまった場合はその分、食事を減らさなければいけません。そのため与える前におやつのカロリーを把握しておいてください。特に脂肪分の多いおやつは少量でもカロリーが高くなるため注意が必要です。

おやつは乾燥しているものが多い

乾燥しているおやつは水分量が極端に少ないため見た目はコンパクトです。 少量でもカロリーが高い場合がありますので注意してください。

おやつは大きい形のまま小分けにせず与えている

犬は噛んで味わうというより飲み込む食性なので喉を通る大きさであれば多少大きくても一飲みにしてしまいます。おやつは必ず小分けにして複数回あげることで 犬の満足度を上げてあげ、与えすぎにならないよう注意しましょう。

毎日散歩に連れて行かない

適度な運動は筋力をキープし代謝を良くしてくれます。逆に全く運動しないと筋力が落ちて代謝が悪くなります。すると必然的に太りやすい体になってしまうので犬が行きたがらなくても犬が歩けるうちは定期的に連れて行ってあげてください。

 

太る原因が犬にある場合

愛犬の太る原因が犬にある場合

食べ過ぎや運動不足以外に隠された病気や遺伝的なことが原因で体重が増加することがあります。

体重増加に隠された主な病気

神経の病気

たくさん食べても満足感が得られなくなってしうまうため食欲がコントロールできない。

甲状腺や膵臓など内分泌の病気

代謝が正常に働いていないためエネルギー消費がうまくできない。

関節の病気

動くと足腰などの関節に激痛が走るので運動をしなくなるため消費エネルギーが減ってしまう。

 

投薬による副作用による体重増加

犬の薬の中には食欲を増加させる作用があるものがあります。もし何か投薬している場合はかかりつけの獣医さんに相談してください。

高齢による体重増加

犬は7歳を超えてくると老化の兆候が現れそれに伴って基礎代謝が落ちてきます。そのため 適度な運動させて筋力をキープを心がけましょう。急に過度な運動させると犬にもストレスがかかるうえ、怪我の原因にもなります。あまり運動に慣れていない場合は少しずつ慣らしてあげるようにしてあげてください。

去勢または避妊による体重増加

去勢や避妊をすると以前と比べて体重が増加する傾向にあります。体重の増加が見られるようであればもう一度、一日に必要な適正エネルギー量を計測し直してあげてください。

極端に食事量を減らすと犬にストレスを与えてしまうので 一週間で体重が±1~3%程度になるよう食事量を調整するようにしてあげてください。

遺伝的な体重増加

遺伝的に太りやすいとされている犬種の一例

小型犬
  • ダックスフンド
  • キャバリア
中型犬
  • ビーグル
  • ミニチュアシュナウザー
大型犬
  • ラブラドールレトリーバー
  • ゴールデンレトリーバー

 

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