6月という季節の変わり目となり、だんだんと暑い季節に移行しつつあります。

防音ケージをご利用中のお客様の熱中症などのトラブル防止のため、注意点をまとめましたので必要に応じて対策を講じていただきますようお願い申し上げます。

 

■換気扇の下部のつまみが排気と給気ともに「ひらく」になっていることと給気のスイッチが「入」になっていることをご確認ください。

 

 

■抜け毛の多くなる季節です。換気扇中央よりフィルターがとれますので抜け毛などで目詰まりを起こしていないか細目にご確認いただき、詰まっている場合は掃除機などで清掃してください。

換気扇自体も下のネジ二つを外せば簡単に取れますので必要であれば外して掃除していただいて構いません。

 

 

■防音ケージ内は通常ですと1~2℃程度の温度差なのでお部屋の温度が25℃以下(犬に適した室内の温度は25〜28℃、湿度は45〜65%だといわれています。)なら通常であれば問題ありませんが、ケージ内の上昇温度はケージの広さに対するわんちゃんの大きさや、わんちゃんの状態夜泣き頻度が多かったり、徘徊、疾患の有無、息切れなどのエネルギー発散による発熱が起こります)によって変わってきます。

・ケージに入れる前はわんちゃんに水分をあたえ、十分落ち着いた状態でいれてください。水を飲んでくれない時はだし汁を冷やしたものを与えるかエサに水分を混ぜるなど工夫して与えてください。

・ケージ内が暑くなってしまうようであれば 数時間おきに扉を開けて換気してください。

・6~7時間以上扉を閉めたままにする場合は、お部屋の温度を更に低く設定し、水の設置、ケージ内に冷却マットを敷く、あるいは扉を少し開けておくなどの対策を講じていただきますようお願い致します。

 

 

■犬の中には、暑さに弱い犬種もいます。特に下記のような犬は熱中症になりやすいので注意してください。

・体力のない犬
体温調節が上手にできない子犬やシニア犬、心臓病や呼吸器系、腎臓疾患などの持病のある犬、夏バテ気味の犬など、体力のない犬は熱中症になりやすい傾向があるので注意が必要です。

・毛が長く、厚い犬種
原産地がアラスカなどの寒い地方の犬種や、毛量の多いダブルコートの犬種は暑さに弱く、日本の気候では夏バテや熱中症になりやすい傾向があるので注意が必要です。

・肥満や気道狭窄を患っている犬
中高齢で、肥満傾向にある犬や気管狭窄のある犬は、気道が圧迫されて呼吸がしづらくなるため、熱を下げるために舌をだしてハァハァと呼吸をするいわゆる “パンティング”  の効率も悪くなります。また、皮下脂肪によって体温が下がりにくくなる傾向にあるので熱中症に注意が必要です。

・短頭種
パグ、フレンチブルドッグ、ボストンテリア、ペキニーズといった、鼻ぺちゃ犬と呼ばれるマズルの短い犬種は、熱い外気を取り込みやすく気道が狭いため、パンティングの効率も悪く、 熱中症になりやすい傾向があるので注意が必要です。

 

 

 

下記のような症状がございましたらケージの使用をただちに中断し、涼しく風通しのいいところに移動させ、扇風機をあてたり、必要に応じてポリ袋などに氷を詰めてタオルを巻き、頭、のど、首筋、わきの下、お腹、太ももの内側などを冷やしてあげてください。

・いつもより呼吸が荒く、心拍数もふだんより多い
・いつもより舌や口の中の色が赤い
・落ち着きのない様子をみせる
・よだれが多い
・自分で水を飲みに行かない、食べない
・ボーッとしている、フラフラしている
・横になって起き上がろうとしない
・ぐったりしていて、元気がない

※ただし、冷やしすぎもNGです。38℃台まで体が冷えすぎると、冷えた体を温めようと血管の収縮や「シバリング」と呼ばれる体の震えが起こります。氷を使う場合は注意してください。

また下記の症状がある場合は至急、動物病院を受診してください。

・嘔吐や下痢
・吐いたものや排泄物に血が混じる
・筋肉の痙攣や震え
・歯茎が白くなる、舌や粘膜が青紫になる
・意識がなくなる、呼びかけても反応しない

 

猫や鳥につきましても室温等には十分ご注意いただきますよう併せてお願い申し上げます。

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