今年も季節の変わり目となり、
防音ケージをご利用中のお客さまの熱中症などのトラブル防止のため、
■換気扇の下部のつまみが排気と給気ともに「ひらく」
■抜け毛の多くなる季節です。
・フィルターの掃除だけ細目にしていただければ特に問題はありませんが、換気扇自体も下のネジ二つを外せば簡単に取れますので必要であれ
■防音ケージ内は通常ですと1~
・ケージに入れる前はわんちゃんに水分をあたえ、
・ケージ内が暑くなってしまうようであれば 数時間おきに扉を開けて換気してください。空気の流れが悪い場合は換気扇フードを外してご使用ください。
・6~7時間以上扉を閉めたままにする場合は、
■犬の中には、暑さに弱い犬種もいます。
・体力のない犬
体温調節が上手にできない子犬やシニア犬、心臓病や呼吸器系、
・毛が長く、厚い犬種
原産地がアラスカなどの寒い地方の犬種や、
・肥満や気道狭窄を患っている犬
中高齢で、肥満傾向にある犬や気管狭窄のある犬は、
・短頭種
パグ、フレンチブルドッグ、ボストンテリア、
・大型犬
大型犬は肺が大きく空気を吸い込む量も大きいので体内に熱い空気が溜まりやすくなります。
・完全室内犬
普段散歩などで外出することが少ない場合は温度の変化に耐性がないので注意が必要です。
・毛色が濃い、黒系
直射日光が当たると熱をもちやすいので注意が必要です。
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・何もしてないのに呼吸が荒く、心拍数が高い
・舌や歯茎が白っぽくなっている
・落ち着きのない様子をみせる、焦点があっていない
・よだれが多い
・自分で水を飲みに行かない、食べない
・ボーッとしている、フラフラしている
・横になって起き上がろうとしない
・ぐったりしていて、元気がない
※ただし、冷やしすぎもNGです。体が冷えすぎると、冷えた体を温めようと血管の収縮や「
NG行為はその他にも
・冷蔵庫の冷気にあてて冷やすNG行為
→体が濡れた犬に冷気をあてると冷えすぎの原因になります。体が濡れていない場合でも体を十分に冷やすには効率が悪いです。
・体に保冷剤を直接あてるNG行為
→氷や保冷材は体に直接あてると凍傷の原因になります。
・犬ののどに無理やり水を流し込むNG行為
→自力で水が飲めない状態の時に無理やり流し込むと気管に水が入って窒息の原因になります。
・濡れタオルが乾いてもかけたままにするNG行為
応急処置的に濡れたタオルをかけてそのまま乾いてしまった場合、蒸れて余計に熱がこもります。夏場は濡れたタオルもすぐに乾くので濡れたタオルをかける場合はこまめに冷たい水で濡らすようにしてください。
また下記の症状がある場合は至急、動物病院を受診してください。
・嘔吐や下痢
・吐いたものや排泄物に血が混じる
・筋肉の痙攣や震え
・歯茎が白くなる、舌や粘膜が青紫になる
・意識がなくなる、呼びかけても反応しない
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