愛犬との別れはつらく悲しいことですが、最後まで愛情を込めて悔いのないよう見送ってあげることが飼い主としての務めです。今回は供養の方法から必要な届出等を紹介します。

犬の埋葬3つの選択肢

お別れ

自治体に依頼する

ペットを埋葬する際に一番多く利用されるのが自治体です。各自治体によってかかる費用や取り扱いが異なりますが、ペットの埋葬は一般ごみとは区別され、ペットだけの合同火葬が主流となっており、費用は3000円前後が一般的です。 合同火葬は立会いやお骨を拾うことはできません。

業者に依頼する

ペット専用の葬儀業者に依頼する場合は、選択肢が多くかかる費用も多様です。自治体に依頼する場合と比較して丁寧に埋葬してもらえることがメリットですが、一方で悪質な業者も少なからず存在しており注意が必要です。見積もりを出させるなど事前に必ず料金の確認し、不明点がある場合は納得できるまで書類の押印はしてはいけません。 動物愛護団体に加入している業者やかかりつけの獣医師に紹介してもらうなど信用のおける業者に依頼するようにしてください 。

自宅で土葬する

いつまでも家族のそばにいてほしいという思いから一昔前までは自宅の庭に埋葬するケースが一般的でした。しかし、土葬は衛生管理が難しく悪臭などによって近隣とのトラブルに発展するケースがあります。また、他の野生動物に掘り返される可能性もあり、大型犬を土葬する場合は深い穴を掘る土地が必要になります。以上のことから現在ではほとんど土葬はされません。

 

自治体に犬の死亡届を出す

犬の死亡届 サンプル

愛犬を見送った後、死後30日以内に自治体に犬の鑑札、狂犬病予防注射済票、愛犬手帳、犬の死亡届出書を自治体の担当窓口に提出します。自治体によっては電子申請にも対応している場合があります。詳細はお住まいの各自治体に確認してください。

 

犬種登録団体への報告

犬種団体一覧

犬種登録団体の血統書を持っている犬の場合は団体に亡くなったことを知らせ血統証を返却する必要もあります。

 

ペット保険の解約

ペット保険に加入している場合は保険会社に連絡し、亡くなったことを報告し保険の解約手続きを行います。

ペットの騒音でお困りではありませんか?

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