高齢になると筋肉の低下や消化器官の機能低下が見られるためどうしても必要なエネルギー量は少なめになります。若さをキープするためには適度な運動を定期的に行い十分なタンパク質を与えることで健康サポートしながら体重が増加してしまわないよう気をつけましょう。
高齢になってから太ってしまうと代謝が低下しているので減量が難しくなります。1日の上限カロリーをしっかりと把握しその上限カロリー以内で食事を複数回に分けるなど工夫して犬の満足度をあげてあげましょう。
ドッグフードから手作りごはんに変えるとき
突然手作りごはんに変更すると消化不良を起こし下痢をしやすくなります。ドッグフードから手作りごはんに変更する場合は、ドッグフードに手作りごはんを少しづつ混ぜながら一週間程度かけてゆっくり変更していきましょう。
おやつはカロリー計算に組み込んで!
おやつも食事の一部です。与えるおやつのカロリーはしっかりと把握し、その日の食事からマイナスしてください。小さな積み重ねが愛犬の体を守ることに繋がります。おやつをおねだりする上目遣いにやられそうになるのはわかりますが心を鬼にしてください。愛犬のためです。
体重管理の重要さ
肥満は万病のもとです。愛犬の適正体重をしっかりとカロリーベースで把握する習慣をつけましょう。毎週体重測定し体重の変化に合わせてレシピやボリュームを調整できるようになるのが理想です。
サプリメントは補助食品
手作りご飯はドッグフードなどと違い必要なビタミンやミネラルがバランスよく配合されているわけではありません。足りてない栄養素をしっかり把握し犬の体重に適した分量を 適宜与えるようにしてください
食材は消化吸収できるかがポイント
せっかく手作りご飯に変えても消化吸収できずにお腹を下してしまっては本末転倒です。しっかりと排泄物を観察し消化できていないものなどがある場合はレシピから省くようにしましょう。
歯周病と虫歯は万病のもと
歯が悪くなると体調が悪くなるというデータがあります。手作りご飯はレシピによって虫歯になりやすかったり歯石が付きやすくなったりします。一日一回の歯磨きを習慣づけましょう。